埼玉成恵会病院健康管理センター

TEL.0493-23-1221 外来診療予約変更 14時~16時(日曜・祝日除く)

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埼玉成恵会病院健康管理センター

健康管理センターについて

About Us

健康管理センター長 ごあいさつ

今まさに予防医学の時代!

脳の検査は、頭部MR検査がオススメ!

診断や治療の精度と技術が飛躍的な発展を遂げている時代だからこそ、悪くなる前に病気を発見して治療すること、いわゆる“早期発見と早期治療”が非常に大切です。そのためにも「予防医学」としての定期的健康診断、“人間ドック”は必要不可欠になっています。
病気は早期に発見・治療を行えば治ります。
当健康管理センターには、毎年1万人以上の健診者の方が訪れ、埼玉県下で有数のドック施設との評価をいただいております。
それでは予防医学によって、どのような病気を予防し、治せるのでしょうか?いくつかの例をご紹介します。

竹内東太郎

● 生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病・高尿酸血症)

これらの4大生活習慣病は、放置すると全身の動脈硬化が急速に進行してしまいます。動脈硬化とは血管が硬く脆くなって、
つまったり破れやすくなる状態です。
人間ドックの血液検査や頸部血管超音波検査で、生活習慣病や動脈硬化が早期に発見できます。
これらを治療することによって、脳梗塞・脳出血・心筋梗塞等の病気が確実に予防できるのです。

● 心疾患(心房細動・狭心症・心筋梗塞)

心房細動や狭心症・心筋梗塞は、人間ドックの心電図検査で早期に発見できます。
特に心房細動は、心臓の中に溜まった血の塊(血栓)が脳に飛んで脳梗塞を起こします。
心房細動・狭心症・心筋梗塞の早期発見・早期治療によって、心房細動・狭心症・心筋梗塞の進行防止はもちろん、脳梗塞を確実に予防できるのです。

● 未破裂動脈瘤

脳動脈瘤は脳の血管の一部が膨らんでこぶ状になっている状態で、幼少期に既に出来ています。それが年齢と伴に風船状に大きくなってきて、40~70歳に破けることが多いのです。破けると「くも膜下出血」となり、50%は死亡・30%は治療しても何らかの後遺症が残ってしまいます。
破けるまでほとんど何の症状や前兆もないため、まさに「青天の霹靂」の怖い病気です。破ける前(未破裂)の脳動脈瘤は、人間ドックの頭部MR検査で発見できます。もし、未破裂動脈瘤が発見されても、手術や血管内治療等の治療によって確実に後遺症がなく治すことができます。もし中高年の方で人間ドックの頭部MR検査で未破裂動脈瘤がなければ、まず以後の人生で「くも膜下出血」になることはありません。

● 腫瘍(オデキ)

腫瘍は早期に発見すれば、周りに転移していないことが殆どです。さらに脳腫瘍では、良性腫瘍(転移がなく、取り除けば治る腫瘍)が約70%を占めています。
もし、人間ドックの胸部レントゲン検査・腹部超音波検査・胃透視検査・胃内視鏡検査・頭部MR検査・婦人科的検査で腫瘍が発見されても、腫瘍を取り除くことによって確実に治すことができます。

● 認知症

治療によって治る認知症の三大疾患には、慢性硬膜下血腫・脳腫瘍及び正常圧水頭症があります。人間ドックの頭部MR検査でそれらの病気が発見されても、治療によって認知症を治すことができます

当院健康管理センター

実績

当院健康管理センターは平成6年の開設以来25年間で、着実に受診者が増えています。
特に近年数年間は、常に年間1万人以上の受診者様にご利用いただいております。
新型コロナウイルス感染症渦でも、ほとんど受診者の減少はありません。
それには、当院健康管理センター独自の特徴があります。

6つの特徴
  1. 1職員の良好な接遇

    いつも笑顔で丁寧な説明を心がけています。

  2. 2清潔で快適な受診環境

    一部を除き、ほとんどの検査をセンターフロアー内で行えます。
    明るく展望良好の待合室
    わかりやすい検査順路の表示
    新型コロナウイルス感染症対策・対応(少人数循環制、3密対策、スタッフとの透明遮蔽シート設置、空気清浄器設置等)。

  3. 3おいしい昼食

    ドック受診者の方には、6階で感染症対策を行ったバイキング形式の昼食を用意しています。
    栄養科スタッフが総カロリーを考慮して、当日調理して食事の提供をしています。
    バイキング隣にあるソーシャル・ディスタンス設定の広い会場で落ち着いた雰囲気で昼食を取れます。

  4. 4診察時の身体相談対応

    身体相談希望の方には、診察医が丁寧な対応と指導を心がけています。

  5. 5診断医による判定結果説明

    結果説明希望者には、後日診察医が15時30分から結果説明をしています。(水曜・土曜を除く完全予約制)

  6. 6団体契約受診

    当院健康管理センターの約95%は会社・組合等の契約による団体受診者で、定期的に人間ドック健診を受けられ、継続しやすい環境になっています。
    個人受診者もご受診いただけます。

健康管理センター長・脳神経外科専門医 竹内東太郎

健康管理センターの紹介

”健康が全てではない。しかし健康でなければすべてはない”

健康はあくまで手段であって目的ではないと思っています。たった一度だけ与えられた人生、味わい深く生きたいものです。あふれるほどの健康情報の中で躍らされてはいませんか?
医療機器の進歩に伴い、見逃して良い異常もあるのです。厳しすぎる食事制限や健康のためにジョギングをしている姿など、時に哀しく見えなくもありません。
とはいえ、病気は人間という機械の故障です。予防に勝る治療はなく、壊れた時の110番では遅いのです。
当院では、最新の検査機器による診断と各個人の生活習慣にあわせて、全体の健康評価をしています。
私共の「人間ドック」を、毎日の生き方を変えるためのチャンスにしてください。

この度は当院のHPへおいで頂きまして、誠にありがとうございます。
当センターは病棟最上階の7階にあります。
私共、事務局の職員は直接医療にはタッチできません。
そのかわりに、受診者の方々が如何に快適に検査を受けて頂けるかを常に考えています。
ホテルのような施設とホテルのような接遇を行い、リラックスした気分で検査をお受けいただき、ご満足して御帰り頂けるようお手伝いをさせて頂きます。
ドックに関することで不安な点やわからないことがございましたら、お気軽にご相談ください。

ご契約先

人間ドック・健康診断ご契約先一覧

2023年4月1日現在

Profile

埼玉成恵会病院健康管理センター竹内東太郎の画像

竹内東太郎(たけうち・とうたろう)

脳神経外科 認定医・専門医

自己紹介

1948年、東京都生まれ。
72年、日本大学医学部卒業。
76年、日本大学大学院医学研究科博士課程・外科系脳神経学専攻にて博士号を習得後、日本大学医学部脳神経外科学教室に入局。
84年、カナダのウェスタン・オンタリオ大学附属病院脳神経外科に臨床研修医(レジデント)として勤務。
以後、駿河台日本大学病院脳神経外科医局長・外科医長・日本大学専任講師、東松山市立市民病院脳神経外科部長、南東北医療センター院長、
行田総合病院病院長、小金井太陽病院病院長、本川越病院病院長、東鷲宮病院高次脳機能センター長などを歴任し、
現在は埼玉成恵会病院健康管理センター長を務める。
突発性正常圧水頭症をはじめ、認知症の診断・治療に力を入れている。

著書

OK指体操の考案者。著書に「ボケが手術で治った」(廣済堂出版)、「命びろいの脳ドック」(メディカルレビュー社)、
「認知症は自分で治せる」(マキノ出版)、「OK指体操で認知症はよくなる」(マキノ出版)、「認知症は自分で防げる!治せる!」(三笠書房)などがある。

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