埼玉成恵会病院

TEL.0493-23-1221
外来診療予約変更 14時~16時(日曜・祝日除く)

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埼玉成恵会病院

薬剤科

薬剤科

埼玉成恵会病院 薬剤科業務紹介

当院薬剤科への就職のご検討をありがとうございます。

薬剤科業務

外来業務

当院では100%院内調剤を行っております。(外来処方箋枚数:1日あたり約200枚)
診察後、処方箋を受け取り院外の薬局へ行くご負担なく、院内でスムーズにお薬をお渡しすることができます。
電子カルテシステムを導入しており、薬剤師により用法・用量、相互作用等のチェックを行い、医師と薬剤師が直接連携し、安全・安心にお薬を提供しています。
急性期中核病院の当院では入院調剤では限られた診療科のみの調剤になりますが、外来調剤では非常勤医師の診療もあるため整形外科をはじめ、リウマチ科、手外科、一般内科、呼吸器内科、糖尿病内科、循環器内科、神経内科、腎臓内科、消化器内科、消化器外科、脳神経外科、乳腺科、泌尿器科等、様々な診療科の薬剤を学ぶ場にもなります。
薬局窓口の隣には、『薬局相談室』があり、特別な飲み方の薬の服用方法、吸入薬などの使用方法などについても、患者さんのご理解力に合わせて、詳しく説明させていただく場として活用しています。

入院業務

入院業務は翌日の内服・外用薬、注射薬の調剤、持参薬の鑑別、高カロリー輸液の無菌調製、薬剤管理指導をベースに行っています。
当院では脊椎外科センター、関節外科センター、手外科研究所、消化器病センターがあることから上記に関する入院患者さんが多くいます。
薬剤管理指導を通して入院患者さんの状態、採血データなどを確認して薬剤の適正を確認したり、持参薬との相互作用等についても確認しています。
また二次救急病院でもあることから脳外科疾患、頭部外傷、心不全、呼吸不全の患者さんも対応しており、脳梗塞治療薬、循環不全治療薬、呼吸不全治療薬等の薬剤についても学ぶことが出来ます。

医薬品情報(DI)業務

DI業務では上記の業務と兼任で行っています。
主に医薬品情報の収集、専門的評価、整理・保管および加工、医薬品に関する情報の伝達・周知、医薬品に関する質疑への対応、病院における医薬品の適正使用や安全管理に係る委員会等への参画、安全性情報の入手と整理・活用、他の医療従事者および医療関連分野の学生に対する教育等を行っています。

チーム医療業務

院内感染対策チーム(ICT)抗菌薬適正使用支援チーム(AST)

週1回院内ラウンドの実施、監視菌の調査・報告およびサーベイランス、職員研修および教育、地域医療施設との連携、感染対策マニュアルの作成と改訂、職員の職業感染対策および健康管理を行っており、当院では薬剤師1名がメンバーになっています。
また薬剤師全員で指定抗菌薬が開始された患者さんを確認し、患者背景、感染症名、適切な抗菌薬の選択・投与量、細菌検査・画像検査の有無などを確認しています。
必要に応じて、ICT薬剤師と相談し、主治医に薬剤変更の提案や培養提出の依頼などを行っています。
TDMが必要な抗菌薬については血中濃度モニタリングを行い、主治医と投与量の調節を行っています。

栄養サポートチーム(NST)

当院は日本栄養治療学会(JSPEN)の認定稼働施設になっています。
医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、言語聴覚士、理学療法士、検査技師等多くの職種が係るチームになっており、週1回の回診を行いながら、それぞれの知識や技術を出し合い患者さんに最適最良の栄養療法を提供することを目的として活動しています。
当院では薬剤師1名がメンバーとなっており、末梢・中心静脈栄養輸液等の栄養量の算出や処方提案はもちろんのこと、経腸栄養剤投与中患者の把握、下痢・便秘対策への提案等も行っています。
また当院はNST専門療法士認定教育施設に認定されており、年1回実地修練生を他施設から受け入れています。
NSTメンバーであり、NST専門療法士の資格をもった薬剤師が講義を行っています。

褥瘡対策チーム

隔週の回診を通して褥瘡の評価を行い処置方法やケア方法、褥瘡予防マットやポジショニング、NST介入等について検討提案しています。
当院では薬剤師1名がメンバーとなっています。

骨折リエゾンサービス(FLS)チーム

FLSとは、一度骨粗鬆症性脆弱性骨折を生じた方に対して2次骨折(新しい別の骨折)をしてしまう危険性が高くなります。
2次骨折を生じないために、骨折の治療と同時に骨折の原因である骨粗鬆症の治療を行うことです。
当院では薬剤師1名がメンバーとなっています。整形外科領域に強い病院でもあることから骨粗鬆症治療薬は内服薬から注射薬(自己注射薬も含む)まで多くの選択肢があり、処方提案等を行っています。

埼玉地域DMATチーム

当院では災害医療にも力を入れており、災害時連携病院として災害時に重症患者を受け入れる22か所の災害拠点病院と連携を図りながら、中等症患者や容態の安定した重症患者を受け入れます。
その中で当院には医師(1名)、看護師(2名)、薬剤師(1名)から構成される埼玉地域DMATチームがあります。
上記4名はDMAT研修を受け、DMAT免許を交付されたメンバーになります。
薬剤師は業務調整員として災害医療で使用される薬剤、資機材等の準備・管理や現場での情報収集、薬剤準備等を行います。

その他

当院、薬剤科は外来業務も行っていますが、一定期間外来業務のみとなるシフトにはしていません。毎日が外来・入院業務を行うようなイメージです。
外来業務も行うことで基礎を学べる事も多いと思います。
薬剤科のメンバーも定年退職となった方もいるため、現在は比較的若いメンバー構成になっています。
今いるメンバーもこれから学ぶことがたくさんあります。一緒に学んでいきましょう。よろしくお願いします。

埼玉成恵会病院 薬剤師復職支援プログラム

再就職をお考えの薬剤師の皆様へ
薬剤師の復職支援プログラムを用意しました

  • 出産・育児のために退職したけれど、また働きたい!
  • 子育てが終わってもう一度働きたい!
  • 病院薬局で働いてみたい方!
  • 5年、10年とブランクがあるので、復職してもついていけるか心配・・・
  • 働く時間に制限がある

そんな薬剤師さんのために、埼玉成恵会病院は支援します。
数年にわたって薬剤師業務を離れた方が復職を考えた時、数年間の薬剤知識のブランクや業務の「勘」への不安はつ きものです。その不安によって復職を躊躇、断念される方もおられるでしょう。
当院は外来処方を100%院内調剤でやっています。
調剤薬局への復職を考える方も、病院薬局に復職を考える方も 対応できる体制になっています。
本プログラムはそのような方を支援し、復職の道筋をつけるため研修者が希望の時 間(概ね1日4~6時間)、期間(3ヶ月)をある程度自由に選べ、研修内容も担当者と話し合いアレンジでき、さらに 給与ももらえるプログラムです。

研修プログラム

期間 部署 内容
1か月目~3か月目 外来調剤室 計数調剤・分包調剤・処方監査・調剤監査
外来持参薬鑑別・在庫管理など
希望のある方は4か月目から入院業務も研修できます
4か月~6か月 入院調剤室 入院調剤・注射調剤
TPNの無菌調剤
持参薬鑑別

※3か月修了時点で今後の復職の意思確認をし、当院での就職希望であれば面接を行います。

パート希望であれば、外来業務のみの仕事になりますが、時間・曜日は希望を通す方針です。
最初は少なめの日数から働き、徐々に時間・曜日を増やしていくことも可能です。
常勤希望であれば、上記のプログラム通り行い、6か月修了時点で面接を行います。

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